営業部
お客様の「晴れの日」に
直接関わることのできる歓び
私たちの仕事は、全国の小売店さんと良好な関係を結び、きものを購入されるお客様に、弊社製品をご提案、お客様の「晴れの日」をより華やかに演出するといった役割を担っています。
「きもの」と一口で言っても、振袖や訪問着など、式典や婚礼など晴れやかな場面で着用されるものや、小紋や木綿のきものなど、カジュアルなものまで様々です。
お客様のニーズや、きものを扱うシーンにあわせて最適なご提案をし、お客様とそのご家族様にとって、最も満足のいただけるものをお試しいただき、そのうえでご購入いただく、それは単に“きものを売る”というだけでなく、様々なシチュエーションを色鮮やかに彩ることができる、そんな歓びと実りの多い仕事だと感じています。
営業部の主な仕事内容
- 展示会(催事)に出品する商品の出荷業務
- 小売店向けの商品提案、催事提案
- 展示会に向けての得意先との商談
- 展示会での接客業務
お客様と触れ合うなかで
『人間力』が養われます
私たち営業部の仕事は、全国各地に点在する老舗のきもの屋さん、専門店さんでの催事企画・販売がメインになります。小売店さんと知恵を出し合い、魅力的な催事を企画し、先方の持っておられるお客様にご来場を呼びかけて、私たちの商品であるきものを会場で直接手に取っていただき、ご購入いただくという流れになります。
小売店さんのなかには、月の売上の8割以上を私たちと開催する催事でまかなっているお店さんもおられ、そうした意味においても、自分たちの仕事が非常に重要な役割を担っており、人々の役に立っているという確かな実感を得ることができます。
振袖のような、人生の節目に関わるお買い物をされるお客様からは、周囲の友だちには言わないようなこと、人生のドラマを聞かせていただくような場面も多く出てきます。長いお付き合いをさせてもらえばさせてもらうほど、仕事や営業を越えた関わりを持たせていただくことも多々あり、そうしたことも、この仕事のやりがいになっています。
小売店さんのご都合にあわせてスケジュールを組みますので、時期によっては忙しいときもありますし、出張がメインということで、各催事の準備や移動など大変なこともありますが、それ故に自由度は高く、慣れてくれば個人の裁量に任されている部分も多いため、経験を積めば積むほどやりがいが増してきます。
日常的にきものを選び、楽しんでおられるお客様にとっては、毎月の催事を楽しみにされている方も多くおられます。そういった方というのは、私たちにとってはもちろん、小売店さんにとっても大変重要な“上得意様”になります。きものは時計や車などとは違い、そのスペックだけで購入されるものではありません。お客様に歓んでいただくためには、商品の持つ魅力や背景をお伝えするのはもちろんですが、お客様個々人の趣味や嗜好を把握し、そして自分自身の仕事に向き合う誠実さや真面目さをセットにして提案していくことがとても重要になります。そうしたなかで培われる観察眼や姿勢は、自分を鍛え、人との会話に長けるという意味でも、人間力を養う大きなファクターになります。
世の中にはとても多くの仕事がありますが、自社の提供する商品を買っていただく方と直接顔をあわせ、その歓びを肌で感じながらできる仕事というのは、なかなかないものです。催事が盛り上がり、お客様に楽しんでいただけると、当然小売店さんにもご満足いただき、一緒に成果を共有することができるというのが、この仕事の一番のやりがいだと感じています。
商品に対する深い理解が
お客様の満足に繋がります
私は、全国で100店舗くらいあるチェーン店さんの担当をさせていただいております。
各店舗に出向き、現地の販売員さんと催事を作り上げていくのがメインの仕事になります。
私は昔から日本の文化や歴史が好きで、神社仏閣や、伝統工芸品などにも大変興味があり、そのなかにきもの文化もありました。関西の出身ですが、若い頃から文化的・歴史的背景を持つ京都で働きたいという想いもあって、こちらの会社に入社しました。
振袖選びを始めとして、七五三、入学式、卒業式、それぞれ人生の節目で着られるものは、ご本人にとってはもちろん、そのご家族にとってもたいへん重要で、意味のある瞬間になります。きものの持つ文化や歴史、それが作られた伝統技術など知識としてお伝えしながら、小売店さんの意向も取り入れつつ、お客様に最適なご提案をする。それは自分にとって、とてもやりがいのある仕事になっています。
経験を積んで来ると、お店に入ってこられたお客様(ご家族様)の雰囲気を見ただけで、おおよそ「こんな商品が好まれるだろうな」ということが解ってきます。だからこそ少しでもムダなく、短い時間のなかで的確な提案をし、お客様に心地よい時間を楽しんでいただく、そして小売店さんにも歓ばれる、そんな仕事だと感じています。
自分が商品について勉強をして、好きになった商品をお客様に提案して、お客様が歓んでいただけることは本当に嬉しいです。なかには涙を流して喜ばれるお客様もいらっしゃいます。そうしたときには、この仕事をやっていてよかったと、商品についてしっかりと学んでよかったと心から思います。
全国津々浦々、お客様や小売店さんとの歓びを分かち合い、人々の幸せに直接に関わる仕事ができることが、なによりのやりがいだと感じています。
とある一日のスケジュール(出張の場合)
10:00 | 埼玉県内の得意先と半年後に控えた、一社催事の打合せ |
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12:00 | 得意先社長と昼食 |
12:30 | 昼食後、都内に向け移動 |
14:00 | 東京都内の得意先と翌月の催事の細かい打合せ |
15:00 | 神奈川県に移動 |
16:00 | 神奈川県の得意先と一年後の催事の企画提案 |
17:00 | 終了後、帰宅移動 |
20:30 | 自宅に到着 |
とある1日のスケジュール(内勤の場合)
8:30 | 出勤 |
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10:00 | チーム朝礼で各自のスケジュールと業務内容の共有 |
11:00 | 市内得意先訪問。商品納品と催事打ち合わせ |
12:00 | 昼食 |
13:00 | 市内協力会社にて催事打ち合わせ |
14:00 | 社内にて催事商品の出荷業務 |
16:00 | 得意先に向けての資料作成 |
17:30 | チーム終礼をして退勤 |
「まず、やってみよう!」精神が生む、きものの新しい可能性
私たちはチャレンジ精神を大切にする企業です。社員の意見を積極的に拾い上げる風土もあります。社員皆が柔軟な考えを持ち、 新事業にも積極的な企業と言えるでしょう。
もちろんすべては、お客様、そして創り手のため。きもの文化の発展は私たちを含めた、
皆様の幸せと考えております。